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雨後の

主に備忘録の予定.

「大学図書館員長期研修」にきています

所謂「長研」と呼ばれている大学図書館職員長期研修に来ています。全国から集まった大学図書館職員が2週間,筑波大学(旧図情大エリア)でみっちり学ぶことができる,という贅沢な研修です。今年の受講生は36人,北海道から鹿児島まで。

毎年のカリキュラムは「長期研修」のページで公開されていますが,大学図書館をめぐる様々な現状,課題,取組,マネジメントなどの最新の知見を得ることができ,グループワークや発表もやっちゃうよ!という盛沢山な内容。全面的に筑波大学附属図書館の方がお世話してくださっています。日々のケアも含め大感謝です。

このお話はあの人にも聴いてもらいたいなあとか,あの人がこの研修に来たらいいのにとか色々思いながら参加しております。昔は国立大学だけの研修でしたが,今は公私も含め,といいながらやっぱり圧倒的に国立大が多いので,もっと公私の枠が広がれば更に面白いようにも感じました*1

 

講義の先生方はご自身の持っているものを容赦なく惜しみなく分けてくださるし,その背後にある更に膨大な知識,これまでの研究で積み重なってきたもの,を考えると目眩がしそうになります。ありがたいことです。一方で受講しているこちら側も,これまでの多少の知識や経験とこの辺りはリンクするのではないかとかゆっくり考えたいのですが,ほぼ全く異なる様々な話題が1コマ90分,1日4コマでやってくるので,消化には少し時間をかけたい感じです。。

 

『変わりゆく大学図書館』が刊行されてちょうど10年(びっくり)。

変わりゆく大学図書館

変わりゆく大学図書館

 

ここに書かれている課題の中にはまだ課題となっているものもあり,一方で全く別のサービスに吸収された試みもあり,新たなものも出現し,「大学図書館の新たな役割」は様々な形で現れたり消えたりしています。いずれにしても「新たな役割」を求められていることが10年変わらず言い続けられており,様々な取り組みがされたりされなかったり,そんな中で何をどうしていくのか,確定されたメソッドというのはもうないと思ってよい。それを証明するように,講義の内容は「学んでおわり」のものではなく「これに対してあなたはどう考えるか」と問われるものばかりです。

 

たぶん,数回長研関係のエントリーがあるとおもいますが,講義の紹介というよりは自分の中で関係ありそうなものとつなげてちょっと考えてみるというようなことができたらいいなあと思います。

プログラムは今日の午前中まで。筑波大学中央図書館の見学と,最後の1コマです。

 

*1:年によって国立私立の割合は変動するらしく,今年は私立大の方は少ないそうです