※ 趣味（音楽）ネタです
昨日5/8はかなり久しぶりのシンフォニーホール，「関西音楽人のちから『集』」による東日本大震災の復興チャリティコンサート．今回から趣旨が少し変わり，「心の復興」「人と人との繋がり」をテーマに，こどもたちの未来につなげるための支援，となっているよう．そんなわけで目玉の一つが石巻 と大阪市の中学吹奏楽ステージ．その他のプログラムも吹奏楽で有名なラインナップ，大阪俗謡とか楽しい．とにかく濃い，3時間を超えるコンサートでした．
教育，文化への復興と今後に続く支援というのは生活再建にも増して持続的におこなう必要があると思う．ましてお金だけではなく，実際のこどもたちの体験や内容まで踏み込んだことは，その内容に携わるものにしかなかなかできることではない．「文化」ほど茫漠としていて，個人の体験によってその内容や重要性の認識が異なるものはなく，「生きていくこと」「普段通りの生活」が失われている段階では当然後回しにされることでもある．だからこそ，今続ける必要があるんじゃないかと．
このようなある意味特殊な支援の届く範囲が被災された方のごく一部であったとしても，息長く続けることはそれだけで意味がある．このひとつの活動がいつかさらに各地に波及することもあるだろう．この先も続いていきますように．
それにしても，出演者が有志によるオケ，合唱，中学生たち総勢400人というのはおそろしい．もちろんステージに400人あがるわけではないけど，まあとにかくすごい迫力でした．演奏する方も大変だが聴衆もなかなか体力がいる．個人的には知り合いがたくさん出ていたのも楽しかったです．でも演奏側の方が楽しいだろうなー．
