雨後の

主に備忘録の予定.

小説を読んだ後のmonologueあるいは近況報告

日記や記録といった自分の経験のlogをとることをきわめて苦手として数十年間生きてきました。 毎年,手帳を買ってはほぼ真っ白で終わらせ,諦めて手帳を持たなかった時期を経て 今年はweekyの手帳を買ってスケジュールをメモしつつ(スケジュールアプリも使…

Research Security の現状(米国)APRIN2023特別講演のメモを中心に

Research Security*1 こちらに参加した。 www.aprin.or.jp 特別講演でアメリカのResearch Security をめぐる最新の状況の話があった*2。 "Ethical Conundrums of Current U.S. Funding Agency Research Security Efforts" (米国FAが抱える研究セキュリティ…

研究公正関係の語の概念整理をこころみたメモ

研究公正:Research Integrity(広義)*1 もともとは,生命科学を中心とした「研究不正行為:Research Misconduct」の増加への問題意識。 研究活動における特定不正行為:FFP(捏造・改竄・盗用の頭文字)の摘発と防止が主眼→研究公正(狭義):懲戒・行政的…

メモ

Peer Review Week 2023 25-29 Sep.https://peerreviewweek.wordpress.com/"Peer review and the future of publishing."出版社による運営グループ。2023はPLOSとCUCTUSのひとが共同で委員長。 COPE Publication Integrity Week 2-6 Oct.https://publicatione…

読書メモ『アウシュヴィッツ潜入記 収容者番号 4859』

みすず書房のこの本を読んだ。 アウシュヴィッツ潜入記 作者:ヴィトルト・ピレツキ みすず書房 Amazon 著者のピレツキが1945年に自身の上官に宛てて提出した報告書。 著者本人がその後,同胞であるポーランド共産主義政権に逮捕されて1948年に処刑されたため…

読書メモ『歴史がおわるまえに』

歴史がおわるまえに 作者: 與那覇潤 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2019/09/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る もともと学部時代に歴史をやっていたこともあって 過去におきたこととその意味,というのを考え, それを現…

2019は

当座の関心というか,何を見ていくかくらいは書いておいた方がいいのかもしれない。 現状を晒すのはかなり恥ずかしいが。 オープンアクセス・オープンサイエンス系。 完全に知識がついていけなくなった。さらにいまは時短勤務の上「業務担当外」なので,関連…

201810-12

2018年の最後のへん。 最近のはずだがあまり記憶がない。 10月 保育園の運動会。012歳児は午前中の1プログラムのみ。 息子があまりにも参加しなさ過ぎて好きなことだけしてあとは先生にひっついていて笑った。 阪急電鉄の鉄道の日イベントに申し込むも落選。…

201807-09

2018年の続き。 7月 子どものプールが始まる。 上旬(6日だったか),台風による豪雨。この前か後にもかなりの大雨があった記憶。地震関連がまだ落ち着いていないときで何度もまたかと思った記憶あり。 暴風警報も出て,保育園のお迎え要請もあり,早々に帰…

201804-06

2018年の続き。4-6月。 4月 息子,保育園進級。一気にお友だちが3倍くらいに増えた。先生も倍になり新しい先生に。1歳児から入ってくる子どもたちはやはり不安気で,この時期は園のあちこちで泣き声がしていた。その不安定さにつられてか,このころの写真は…

201801-03

2018年も気づいたら終わろうとしている。 毎年1年分まとめたのをグダグダ書いていたけど,すでに何をやったか忘れているので,クオーターくらいで書いてみようと思う。忘れているけど。。 1月 身内の手術入院。 郊外で交通機関が意外とめんどくさい。枚方市…

気になるプログラム(図書館総合展)

ひとつ前の記事ではなんか大きな話を書いてしまったけれど,地味に興味のあるプログラムは,11月1日の「図書館員とアーキビストのための資料保存セミナー」だったりする。 www.libraryfair.jp なかなか日常の中で資料保存に手が回らないと思うけど,日々の修…

図書館総合展

SNSでちらちら話題が出たり,記事をみかけたりはしていたが,紙のプログラム(招待券)をいただいて,初めて今月末からもう総合展だということを知った。 ちょっとびっくりした。 もうそんな時期なんですねえ。 しかも第20回とは,おめでとうございます。 ww…

『学生を戦地へ送るには』佐藤優

学生を戦地へ送るには: 田辺元「悪魔の京大講義」を読む作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/07/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 図書館で借りていたのをようやく読んだ。毎日新聞の書評にあったのがきっかけ。著者による…

衛生管理者の試験を受けました

ひょんなことから職場持ちで衛生管理者の試験を受けることになり,受けてきました。 受験資格(第一種衛生管理者・第二種衛生管理者) 常時50人以上の事業場は必ず衛生管理者を置かなければならないため,職員に資格を取らせる仕組みがあるようですね。 図書…

2017振り返りと2018

2017年は育休と職場復帰,で,新しい生活リズムになった年だった。 職場は1時間の時短で,しかしそれ以外にも休みまくった。 甘いものをやたら食べた。こんなに甘いもの好きだったかなというくらい。職場にも折々にケーキを。体重は増えていないけど体脂肪は…

MIS34(枚方)参加 その2

前回の記事の続きで,第34回医学情報サービス研究大会(枚方)に参加して印象的だったことを追加。 post-horn.hatenablog.com 口頭発表はほんとに申し訳ないくらいぽろぽろとしか聴けなかったのだけど,2日目最後のDのセッションは通しで聴けました。

MIS34(枚方)参加

8月末の出来事なので今更なのですが。。 第34回医学情報サービス研究大会(通称MIS)に参加してきました。 地元枚方の開催だったのと,なんと託児があるがあるというので,子どもをつれて。 mis.umin.jp 枚方市立中央図書館の方が最初のあいさつをされたとき…

3/4「海外と日本の動向から見直す~オープンアクセス・オープンサイエンスと私の関係」参加記録

3/4は大図研近畿3グループの合同例会「海外と日本の動向から見直す~オープンアクセス・オープンサイエンスと私の関係」でした。 kokucheese.com 前半, 坂本拓さん(京都地域グループ)から,ドイツのオープンデータポリシーについての報告。 ドイツでは199…

2016年振り返りと2017

年が明けました。おめでとうございます。 急に年末年始が来た感じで3日目にして少し落ち着いたので漸く振り返ってみたりしようかと。 2016年はライフイベントとして子どもが生まれたのが最大でした。これまでプライベートと仕事とあまり区別ない感じで,仕事…

イベント参加記録『学びが「生まれる場」の作り方』

12/14に開催されたイベントに参加してきました。 www.cscd.osaka-u.ac.jp 阪大のCSCDが「高度汎用力」の涵養をテーマに掲げたco*デザインセンターに発展的解消してから,ナレッジキャピタルで開催されているトークイベントの3回目。 池田光穂さんと,ゲスト…

読むことと感想を伝えること

気づけば育休期間(予定)が半分を越え,正直何もしていない. 本を読もう,話はそれからだ,ということで1冊の本に取り掛かり始めている. これまで,友人知人から様々な研究の成果や抜刷りやご著書を頂戴するたびに、すごいなあと思い,これだけの成果物に…

0歳児からのコンサートと,物語体験

土曜日に,大阪音大付属音楽院主催の,「0歳児からのファミリーコンサート」に行ってきました. ameblo.jp アンサンブルおっとっとさんは,歌,Vn,ピアノでリズムや音で遊ぶリトミックを中心とした活動をされてます. このファミリーコンサートも,宇宙・星…

CA1876

久々更新. 目にとまったものや興味関心のあるものを,脈絡なくでもなるべくつけておこうと思う. ということで,知り合いの方の書いたCA記事. CA1876 - 動向レビュー:公立図書館における住民との協働による地域資料サービスの構築 / 相宗大督 | カレント…

未来へつなぐ『集』コンサート2016

※ 趣味(音楽)ネタです 昨日5/8はかなり久しぶりのシンフォニーホール,「関西音楽人のちから『集』」による東日本大震災の復興チャリティコンサート.今回から趣旨が少し変わり,「心の復興」「人と人との繋がり」をテーマに,こどもたちの未来につなげる…

2015振り返りと2016

新年あけましておめでとうございます。 皆さまにとって幸多き1年となりますよう。 しばらくブログを書けないまま年が明けてしまった。ということで日記的な昨年のあれこれ。 昨年は更に一層潜伏していた気もするが,出張はないものの休みを取って参加させて…

旧七帝附属図書館の職員数比較

7月に受けた長期研修の最後の課題にレポートがあり,ざっくり言うと大学図書館に関係して将来的な状況を考える内容で何かを書きなさい,というテーマを与えられます。 直前まで呻吟した結果,とりあえず普段あまりきちんとみていない統計類などを眺めてみよ…

生態を如何にとらえどうアプローチするか。

長研関連(2),個別の講義編*1。続くか未定・・ 筑波大学図書館情報メディア系 逸村裕先生の『利用者の情報行動』。 テンポの速いスライド送りで非常に面白かったです。「パワポを印刷して配られると安心して結局見ない」と講義中に仰るだけあって,配布資料…

筑波大学附属図書館の刊行物が素晴らしい

さて,長研関連(1)。研修の各講義のレジュメとともに,全員に配布された筑波大図さんの資料がありました。 『進化する図書館ボランティア:筑波大学附属図書館ボランティアの20年』 <a href="http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB18814443">CiNii 図書 - 進化する図書館ボランティア : 筑波大学附属図書館ボランティ</a>…

「大学図書館員長期研修」にきています

所謂「長研」と呼ばれている大学図書館職員長期研修に来ています。全国から集まった大学図書館職員が2週間,筑波大学(旧図情大エリア)でみっちり学ぶことができる,という贅沢な研修です。今年の受講生は36人,北海道から鹿児島まで。 毎年のカリキュラム…