ひとつ前の記事ではなんか大きな話を書いてしまったけれど,地味に興味のあるプログラムは,11月1日の「図書館員とアーキビストのための資料保存セミナー」だったりする。
なかなか日常の中で資料保存に手が回らないと思うけど,日々の修理も立派に資料保存で,基礎的なことをアーキビストの方と一緒に学べるのは面白そう。
修理の技術について学ぶこともそうだけど,寧ろポリシー面について考えるのがいい気がする。
自分とこの図書館はどこまで資料保存に手を出すか?
一点ものをどこまで保存するか?(何を一点ものと判断するか)
「本の保存といえば」→「図書館だろ!」をどこまで引き受けるか。
ぶっちゃけ,うちは方針ないし。
でも決めといたほうがいい,のはわかってる。
実際の話,ものとしての蔵書,特に蔵書群(かたまりとして)を,その人の世界を表すものとしてそのまままるっと残したい,それが後世の研究者にも必ず役に立つ,という思想(願望?)は,ものすごくある。データであればよいという話でもない。
(ちょっと話がそれた)
あと,個人的にはNAXOSがきになります。
あ,もちろん,
「学術情報の動向」とか「オープンサイエンス」は踏まえた上で,ですけどね。
ただこちらは本当に今手を動かしていないので,教養というか知識というか。
デジタルアーカイブの方がまだ近いかもしれない。(それでも遥か遠いけど)