前回の記事の続きで,第34回医学情報サービス研究大会(枚方)に参加して印象的だったことを追加。
口頭発表はほんとに申し訳ないくらいぽろぽろとしか聴けなかったのだけど,2日目最後のDのセッションは通しで聴けました。
順天堂城山さんの「国内医学部における,学内刊行誌・紀要誌の計量的分析-Open Access Journalとしての現状-」が面白かったです。オープンアクセス度合もさることながら,国内の各大学で医学部が設置された時期と,その医学部が自分とこの紀要(学内誌)を刊行開始した時期,の図解があって,これが面白かった。
いずれ『医学図書館』誌に掲載されるそうなので楽しみです。
あとは「「ハゲタカ」雑誌や偽学会から研究者を守る電子メール受信拒否の方略」
関西医大の情報センターの方のご発表。「ハゲタカ」雑誌や「偽学会」からのメールを大学全体として受信しない対策を考えていて,実際のこれらのメールの割合や,どういうサーバを踏んできているかなどを調査。
全迷惑メールの2割が上記メールに該当したとのことで,これはしょっちゅうメールを送り付けられると本当に個人でメールボックスチェックするだけでも大変だと思った。
最大の問題は,Beall's list 亡き?後,「ハゲタカ」をどうやって定義するかで悩んでいるとのこと。こういうの,情報共有の仕組みとかあるのでしょうかね。追いつかない気もするけど。。
MIS34の口頭発表・ポスター発表の一覧と抄録はウェブサイトから読めます。
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複数の済生会図書室連絡会の人たちが,今回はたくさん参加(ポスター複数,参加者企画)されているということで,おそろいのTシャツを作っていたのがめちゃかっこよかった。
Tシャツの胸元にスターウォーズ風(知らない私でもわかる)のロゴが入り,袖には済生会図書室連絡会のサイトにアクセスできるQRコード。
初日は黒を着てこられていて,かっこいいなと思っていたら2日目はショッキングピンク。
複数の色で作ったのだそうです。
こういうのいいですね。写真一緒に撮ってもらえばよかった。
昔,しかポロというのもあったなあ。(Lifo入ってなくて買いそびれた人)
実行委員の皆様には大変お世話になりました。久しぶりにお会いできた方もたくさんいらっしゃいました。
どうもありがとうございました。