雨後の

主に備忘録の予定.

ORCID iD を取りました

タイトルまんまですが,ORCID ID を取ってみました。

前職を退職し現職に就く際に,氏名の表記を戸籍名に変えてみました*1

(旧姓はユニークで分かりやすかったのですが,なんとなく切り替えたくて)

 

これまでメタデータには常に名寄せの問題というのがあり,今もあり続けるのかもしれませんが*2,著者/寄与者個人が同定される永続識別子があれば(できれば複数?),そして本人がその内容をコントロールできれば,そしてそれぞれのメタデータスキーマにおいてその永続識別子を採用すれば,他者による名寄せというのは不要になるはず。少なくとも建前上は。そしたらどんな名前でも使い放題。←

今後どうなるか,ちょっと試してみたいと思います。アウトプットが少なすぎたらどうにもならないのですが。

 

*1:ちなみに切り替えの前後を挟んだ著作物が1件あって,要は前職で発表した内容を現職のときに原稿に起こしたというもので,現在の連絡先表示がなかなかややこしくなった

*2:その昔,2009年頃の香港大の事例で,香港の研究者も名寄せが大変だから,商業データベース(E社だったか,WoSだったかなぁ)と協力して何とか名寄せしたという発表があったのを懐かしく思い出すなど。香港は中国名と英名もあるからたいへん。